保有社宅に関わる資産保全管理を所有者に代わって堅実に実施

NTT東日本の社員数は4,700人(2018年3月末時点)、北海道から山梨県まで東日本全域にわたって日々働いています。持ち家にお住いの方もいれば、社宅にお住いの方も少なくありません。社宅には独身だけでなく世帯でお住いの方もいます。テルウェル東日本では、こうしたNTT東日本が保有する世帯用社宅や独身寮を2003年より管理・運営しています。

2018年4月時点で居住社宅の管理・運営を任されている物件は111件。さらに、居住運営が廃止された物件295件を管理し、個々のエリア特性に応じた資産保全管理を展開中です。積雪エリアでは除排雪や給排水管の凍結対応などが欠かせません。住居密集エリアでは近隣に対する丁寧な対応が必要です。入居者からの問い合わせ窓口を各地に設置し、24時間365日対応可能な体制を整えています。

建物維持や住環境改善に努め、きめ細やかに入居者を見守る

居住社宅は当然ながら社員の働く地域に点在するため、その運営や管理の課題はさまざまです。そこで、日常巡回や、除草・剪定・防犯対策、入退去時対応などを行い、社員やその家族が毎日安心して暮らせるような住環境を整えています。独身寮では、栄養価のある食事提供や入居者(NTT東日本社員)の健康状態を把握するため、住み込みで業務に従事。ある時は単身赴任社員の心強い相談役として、ある時は親元を離れた若手社員の親代わりとして、入居者から頼られる“見守り”を実施しています。

廃止で空き家になった社宅を、居住していないからといって放置はできません。不審者の侵入や風化による景観悪化を許せば、たちまち近隣からのクレームが必至です。さまざまなレピュテーションリスクを防ぐために、蓄積したノウハウを活かして適切な維持管理業務を行なっています。